猫 脱走 理由

最悪の事態は突然やってきます。
あなたが朝 出かけようとしたらするりと愛猫が外に脱出してしまった。
帰宅してみたら愛猫の姿が見当たらない?
よく見ると窓が少し開いていた。(網戸が破れていた)

一度脱出した猫と探し出すのは至難の業です。
一晩中、愛猫の名前を呼びながら近所を探し回っても見つからないでしょう。
巷ではペット探偵と呼ばれる行方不明の猫を探す商売も大繁盛しているくらいですからね。

猫の脱走防止の一番の対策は猫が脱走する理由をしっかり理解しておくことです。
そうすればおのずから対策も見つかるものです。

愛猫が脱走する理由① 発情期

猫 脱走 理由 発情期

猫が脱走する理由として一番多い理由がこの「発情期」です。
猫の発情期は年2回から3回あります。
春の3月前後と秋の9月前後が一般的です。
このあたりは地域や生活している環境によって若干変わってきます。

発情期の猫は落ち着きがなくなり、いつもと違う動きや鳴き方をすることがあるので注意深く観察しておきましょう。
発情期の猫の脱走は
興奮して勢いよく外に飛び出してしまう
自分のお相手を探して外に出て行ってしまう
ことから起こります。

愛猫が脱走する理由① ストレス

愛猫が脱走する理由にストレスがあります。
このストレスには
・引っ越しなど新しい環境になったためのストレス
・複数飼いの場合のケンカ
などがあります。

ですので、よく猫が脱走するのは
・旅行などで知り合いにの猫を預けた時
・引っ越しをした時
・新しい猫(犬のこともある)を迎え入れた時
に起こるので気を付けてください。

愛猫が脱走する理由③ 体調の異変

愛猫が脱走する理由③ 体調の異変
猫は体調が悪くなる(自分の死期を悟る)と自分ひとりになるために脱走することもあります。
猫は病がある時やけがをした時は本能的に誰にも見つからない場所を探し求めて、そこでじっと回復を待つと特性があります。
部屋の中でいくら呼んでも来ない?現れない?家具の裏でじっとしている?そんな時によく体調を崩していた経験はありませんか?
一人孤独になれる静かな場所を求めて猫が脱走することもあるのです。

猫が脱走する経路は玄関・窓・ベランダ

猫が脱走する経路は玄関・窓・ベランダ

猫が脱走する経路は
①玄関
②窓
③ベランダ
があります。
特に一番多いのは玄関のドアを開き閉めした時でしょう。
家族が外出するときや帰宅したとき、開いたドアにお隙間から逃げるケースがほとんどです。
またお利口さんのあなたの猫なら自分で窓を開けたりすることもあります。
またあなたが高いと思っているベランダでも簡単にフェンスを乗り越えたりして脱走することもあります。

猫の脱走防止には?

猫 脱走 防止

脱走した猫を探すことはとても大変なことです。
最悪、もう見つからないことも珍しくありません。
そんなことのないように日常から猫の脱走防止対策をしておかなければなりません。

玄関の扉には脱出防止の柵を設置しておく

猫が玄関のドアから飛び出さないように、玄関や廊下に高い柵を設置しておくのはもはや常識です。
猫用のペットゲートもたくさん販売されていあます。
少し器用な方ならホームセンターで園芸用のラティスを加工したり、100円均一ショップのフェンスなどをうまく活用する方もいます。

ただ、猫の身体能力はすさまじいものがあります。
猫のジャンプ力は体高のおよそ5倍、最大約2mにもなります。
たとえ猫の脱出防止用の柵を設置してもそれで完璧に防げるものでもありません
常に玄関や窓を開け姫する時は気を付けなくてはいけません。

窓にはストッパーを付けて猫が自分で開けることがないようにする

利口な猫は自分で窓を開ける芸当もこなすこともよくあります。
ですので、開け閉めにさほど力の要らない窓の場合はホームセンターなどで安価に売られている窓用ストッパーを設置しておきましょう。
簡単なもので十分に猫が勝手に開け閉めできなくなります。
ただ、特に夏の暑い時期に愛猫のために窓を開けたままで外出される方は気を付けてください。
網戸を破って脱走する猫も少なくないのです。
その場合は窓にも脱走防止用のフェンスも設置尾することをおすすめします。

ベランダの仕切り板下部に小さなラティスやフェンスを付けておく

マンションの場合はベランダにありお隣さんとの仕切り板がありますが、この仕切り版の下部の隙間から猫が脱走することもよくあります。
万一の時に備えてベランダの仕切り板の下部分の隙間はラティスやフェンスなのでふさいでおきましょう。

本格的な猫脱出防止をかお考えの方はこちらもご参考にしてみてください。